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ヴィエトリ・スル・マーレはイタリア カンパーニア州 サレルノにある、小さな宝石と呼ばれる美しい街です。1997年より、ヴィエトリ・スル・マーレからポジターノまでのアマルフィ海岸がユネスコ世界文化遺産となりました。
陶器の工房が立ち並び、カラフルに彩られた豊かな景観が特徴のヴィエトリ・スル・マーレ。
海の透き通った青、森のやすらぎの緑、そして太陽を浴びたレモンの黄色。
これらの色はヴィエトリ・スル・マーレの代名詞でもあり、この地で生み出される色とりどりの陶器は、この街を世界中に知らしめました。
この街に陶器産業が定着したのは、ルネッサンス後期でそれ以来、街のシンボルであり続けています。
学者によると、ヴィエトリ陶器の歴史は、紀元前5世紀のエトルニア人の時代にまで遡り、13世紀初頭に繁栄しました。
16世紀には既に壁や床のタイル、キッチン用品、家庭用品だけではなく、調味料を保管する瓶、聖水用のボールなども製造されていました。
1930年代、ドイツでユダヤ人迫害が始まった時、多くの芸術家がヴィエトリの海岸に移り住み、平穏な生活を送るために自分たちの技術を伝えました。
これによりヴィエトリに古くから伝わる工芸品に新たな刺激と様々なスタイルが加わり、現代の作品にも影響与えています。
この地で作られるたくさんの船や漁師、頭に乗せた売り手、小さな子供を抱えた女性などの作品は、日常生活からヒントを得ています。今日では、アマルフィ海岸のパノラマ、ソレントをイメージさせるレモンや海洋装飾、動物、バロック様式をモチーフしたものも作られています。
ヴィエトリ・スル・マーレのたくさんの巨匠たちは、技術だけではなく、愛情や情熱をそれぞれの家族に伝え、伝統を守り続けているのです。
写真左:ヴィエトリ市長
写真右:スプレンデオーナー
東(Massimo)
2023年、スプレンデはヴィエトリ市の親善大使となりました。
これからも陶器だけではなく、このヴィエトリ・スル・マーレという街を知っていただき、たくさんの方が訪れてくださるよう、素晴らしさを伝えていきたいと思っています。